好きなんて、言えるかよ。


残された私の心は


もうグチャグチャだった。


誠くんが私の事を好き。

本当なら喜ぶべき所。


私もずっと、忘れられなかった


そうやって言うところなのに、言葉は出ない。



それはーー



『なぁ、もう1回

俺のこと好きって言えよ』




頭に何かが引っかっているから。


< 184 / 327 >

この作品をシェア

pagetop