浮気男よ、散れ



間抜けな声に間抜け面な私に対して、


文句なしにカッコイイ三神君は私の目の前まで歩いてくる。




止まったのは私の1メートル程目の前。




わっ……近くても輝いてますね!









三神君は日に当たって薄茶色に光る前髪から覗く目を細めると、


形の良い口を開いた。




































「ねえ、俺と付き合って」










 
< 8 / 64 >

この作品をシェア

pagetop