太陽の光が窓から差し込める。その光に朝の知らせを受けて、私は目を覚ました。

ベッドの上で身体を起こし、着ている服を確認すると、やっぱりいつものワンピースのパジャマ。玄関まで行くと置いてある靴は学校へ履いていく茶色いローファーが一組だけ。

今日も夢だったのかと、私はそれを見て確信する。これが私の夢を見た朝の日課で、確か半年前くらいから時々こんな事が起こるようになっていた。


始めの頃こそなんだ夢か…とガッカリしていたけれど、今となれば夢で良かったと思う気持ちが大きくなっていた。だからこそこんな事が私に起こるのであって、夢だから終わる事もきっと無くて、この夢こそあの日が本当に在ったのだという証拠だと思ったから。

そう。きっと私があの日を大事に思っている限り、この夢は終わらない。

この夢だけが私の世界に一つの希望を与えてくれる。

私の…真っ暗な、孤独な世界に。


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