キケンなアイツとの生活
食事会かぁ…。
次の日の朝。今日は、日曜日。


昨日は早く起きれたけど、今日は昨日眠れなかったせいか、目が覚めると11時を過ぎていた。


髪を手ぐしで整え、小さくあくびをするとパパがいる一階へと降りた。


「おはよう、パパ…」


リビングのドアを開けると、パパはソファーに座ってテレビを見ていた。


「あぁ、愛梨。おはよう。今日はずいぶんとグッスリだったな?」


ククッと笑うパパに、わたしは曖昧に笑うことしかできなかった。


「……うん、眠れなかったから」


きっとパパは悲しそうな顔をする。


わかってたけど、言ってしまうわたしはワルイ娘かな。


「……そうか。そうだよな。でも、ただの食事会だから、あまり深く考えないでほしいんだ」
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