もう一度愛して!省也と激甘ラブ アゲイン
「沙月、いつまでシリアル食ってんだよ?遅刻するぞ!」

「あん、待って!ヨーグルトをかけたから残したらもったいないもん。

もうちょっとで食べ終わるから。」

「俺、待ってらんねえぞ。バスが来ちまう。先に出るからな。」

バタンッ。省也はバス停へ走って行ったようだ。

「んもぅ、1本次のでも間に合うじゃない。」

私は省也と二人で暮らすことにした。

それぞれ前のアパートを引き払ってちょっぴり広い2LDを借りた。

贅沢かなと思ったけれど

ここで彼と何年も生活していくことに嬉しい憧れもあった。

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