万年貧血女
あたしの…人には言えない健康管理
あの貧血事件から約1週間…ぼちぼちあたしの貧血カレンダーが反応する。

ヤバイなぁ…また倒れそう…

不安な気持ちのままよたよたと学校へ向かう。

"ドスン"

あとちょっとで学校ってとこなのに…学校前のコンビニで人にぶつかっちゃった。

「こら!ドちびメガネ…どこに目ぇ付けとんじゃ!」

若い男の怒声…普通にしてたらイケメン君なんだろうけど…怖い。

「あ…すみません」

慌てて頭を下げて謝ったけど…

「お前…高校生かよ?てっきり小学生かと思ったぜ。それよか邪魔やけんさっさとどけ!」

そう言ってあたしを突き飛ばして店内に立ち去って行った。
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