夜遊び嬢が姫様に?!(仮)
tow.

そう言って倉庫の方へ向きを変えたときだった

渓「柚姫華っ!!」
渓祐が後ろから叫べば
少し離れたところを大雨の中、不自然に傘もささずゆっくり歩いていた女が立ち止まる

振り返らなくても分かる
俺らが探していた柚姫華だ

ゆっくり振り向いた柚姫華はこちらを向いて微笑む
柚「お久しぶりね」
言葉や表情が不釣り合いなほど疲れた顔をしている柚姫華

勿論、俺らは柚姫華の元へ走っていた
瑠「取り敢えず、皆で倉庫に行こっか?」

琉「柚姫華はどうしたい?」
琉聖は柚姫華に聞く
柚「倉庫ね...良いわ」


少しの間が気になるけど
「乗れ」
近くに停めていたバイクに跨がってメットを渡そうとすると
柚「自分の命が第一よ」
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