2019年2月発売のスターツ出版文庫

「生きて、ただ生きて――」
今ここにいる、君が私のすべて。
君がいない世界は、すべての空をなくすから。
[原題]たまゆらなる僕らの想いを
君がいない世界は、すべての空をなくすから。
発売日:
2019/02/28
定 価:
693円(税込)
和泉あや /著
イラストレーター:飴村
あらすじ
母子家庭で育つ高2の凛。心のよりどころは、幼少期を過ごした予渼ノ島で、初恋相手のナギと交換した勾玉のお守りだった。ナギに会いたい――。冬休み、凛は意を決して島へ向かうと、いつも一緒に居た神社に彼は佇んでいた。「凛、おかえり」小さく笑うナギ。数カ月前、不慮の事故に遭った彼は、その記憶も余命もわずかになっていて…。「ナギ、お願い、生きていて!」愛する彼のため、絶望の淵から凛が取った行動とは?圧巻のラストに胸打たれ、一生分の涙!
著者コメント
こんにちは、和泉あやです。この度「たまゆらなる僕らの想いを」がタイトルを改めまして書籍化させていただけることとなりました。ありがとうございます。神話の残る島で少しずつ成長していく主人公「凛」と、彼女を支える初恋の相手「ナギ」。勾玉と想いが繋ぐ物語を見届けていただけたら幸いです。
夢だって、現実だって構わない。
ただ君と一緒に生きていたいんだ。
きっと夢で終わらない
きっと夢で終わらない
発売日:
2019/02/28
定 価:
616円(税込)
大椛馨都 /著
イラストレーター:ごろく
あらすじ
友人や家族に裏切られ、すべてに嫌気がさした高3の杏那。線路に身を投げ出そうとした彼女を寸前で救ったのは、卒業したはずの弘海。3つ年上の彼は、教育実習で母校に戻ってきたのだ。なにかと気遣ってくれる彼に、次第に杏那の心は解かれ、恋心を抱くように。けれど、ふたりの距離が近づくにつれ、弘海の瞳は哀しげに揺れて……。物語が進むにつれ明らかになる衝撃の真実。弘海の表情が意味するものとは――。揺るぎない愛が繋ぐ奇跡に、感涙必至!
著者コメント
はじめまして、大椛馨都です。この度はたくさんの出会いに恵まれ書籍化という夢のような機会をいただきました。ご尽力くださった全ての方々に深く感謝申し上げます。本作は、私が長年考え続けている「生きる、とは」をテーマにしました。未だ確信の持てないこの問いの答えを一緒に探していただけたら幸いです。切ない、けれど希望に溢れた美しい表紙が目印です。宜しくお願いいたします。
大切なものは、いつもそばにあった。
気がつけば、人生は色を変える――。
誰かのための物語
[原題]だれかのための物語
誰かのための物語
発売日:
2019/02/28
定 価:
649円(税込)
涼木玄樹 /著
イラストレーター:みっ君
あらすじ
「私の絵本に、絵を描いてくれない?」――人付き合いも苦手、サッカー部では万年補欠。そんな立樹の冴えない日々は、転校生・華乃からの提案で一変する。華乃が文章を書いて、立樹が絵を描く。突然始まった共同作業。次第に立樹は、忘れていたなにかを取り戻すような不思議な感覚を覚え始める。そこには、ふたりをつなぐ、驚きの秘密が隠されていて……。大切な人のために、懸命に生きる立樹と華乃。そしてラスト、ふたりに訪れる奇跡は、一生忘れられない!
著者コメント
初めまして、涼木玄樹と申します。この度、ご縁に恵まれまして本作を出版していただけることになりました。冴えないけれど優しい心を持つ少年が、転校生の女の子から頼まれて絵本の絵を描いていくうちに、物語の主人公と自分を重ね合わせ、共に成長していくというお話です。読者の皆様にも、立樹と一緒に絵本の主人公に想いを寄せつつ現実のストーリーもお楽しみいただけたらと思います。本作をどうぞよろしくお願いいたします!
連日客足が絶えない、京の繁盛店。
神さまのもてなしで人生激変!?
京都祇園 神さま双子のおばんざい処
[原題]京都祇園 神さま双子のおばんざい処
京都祇園 神さま双子のおばんざい処
発売日:
2019/02/28
定 価:
649円(税込)
遠藤遼 /著
イラストレーター:新井テル子
あらすじ
京料理人を志す鹿池咲衣は、東京の実家の定食屋を飛び出して、京都で料理店の採用試験を受けるも、あえなく撃沈。しかも大事なお財布まで落とすなんて…まさに人生どん底とはこのこと。だがそんな中、救いの手を差し伸べたのは、なんと、祇園でおばんざい処を切り盛りする、美しき双子の神さまだったからさあ大変!? ここからが咲衣の人生修行が開幕し――。やることなすことすべてが戸惑いの連続。だけど、神さまたちとの日々を健気に生きる咲衣が掴んだものとはいったい!?
著者コメント
こんにちは、遠藤遼です。今回は、祇園を舞台として『京都祇園 神さま双子のおばんざい処』を発刊させていただきます。京都で夢破れた女性が、双子のイケメン神さまがやっているおばんざい屋で出会いと別れを経験していきます。前作同様、楽しみながら読んで、気づいたら涙して、元気になっていただけたら幸いです。
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