打倒パニック障害!!パート2~妊娠編~
ヘルニア
12月15日ぐらいから、妻の腰痛が酷くなりだした。
腰から足に掛けて激痛を感じるようになり、右足だけ、立ったりしゃがんだりすると、神経に響く鋭い痛みを感じ、だんだんと歩行時も痛むようになってきた。

初めは、たまごクラブのトラブル本を読んで、
「初妊婦やけん骨盤の緩みとかかなぁ~……すぐに治まるやろう。」
と、思っていた妻と私だったが、治まるどころか、どんどんひどくなっていった。

12月24日、母子健康手帳(母子手帳)をもらいに行ったその足で、U整形外科へ行った。
ヘルニアの可能性があると言われ、レントゲンを撮っても良いか、産婦人科に確認をとるよう言われ、確認したが、まだ妊娠4ヶ月なので、レントゲンはダメとの事だった。
とりあえず軽めにコルセットを巻いてもらった。
強めのコルセットを巻いても良いか、産婦人科に聞くように言われたので、妊婦検診がてら、そのままE産婦人科に向かった。
 
E産婦人科では、腰に関しては、あまり歩かないよう言われ、コルセットはダメとの事だった。
レントゲンがダメなので、MRIを勧められた。

翌25日
U整形外科へ産婦人科での事を報告すると、近くのM総合病院に、MRIの手配(予約)をしてくれた。
 
しかし、U整形外科の帰り、あまりの激痛で妻が泣き出してしまい、急遽、M総合病院で、数日後の予定だったMRIを、その日にする事になった。

U整形外科のU先生にパニック障害の事も伝えていた為、U先生が配慮してくれ、MRIの部屋に妻と一緒に私も入れるようM総合病院に取り計らってくれていた。(U先生はPDの知り合いがいる為、病気への理解があった。)

妻は過去にMRIの経験があったので、思いのほか落ち着いていた。
私はMRI中の妻の周りをうろちょろしたり、妻の頭元から息を吹きかけて、緊張を和らげたりして、私自身もうるさい音の気を紛らわせていた。

MRIの結果は、翌日の26日にU整形外科で聞くよう言われた。
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