(仮)双子の闇


タタタタタタッ…


バンッ!


「うぉっ! びびった~…。 そんなに焦ってどーしたんだ、千夜」


「響……。 ちょっとこの部屋貸せ」


「なん……OK、どんくらいだ?」


「最低でも一時間」


「分かった」


ポンッ


響があたしの頭に手をあてた。


「お前も無理はするなよ」


優しく呟き、ポンポンとしてから理事長室から出ていった。


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