ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。
テストと証明
それから暫くしてアツくんはまた今までと変わらない生活に戻って。
「…だから、ここは有利化なの」
相変わらずあたしは隆裕と図書室で勉強中。
「…え~なんで?よくないもうこれで」
「それじゃあ数学のルール的にだめなんだってば」
ルール!?数学のルールってなに!?
「……はぁ」
隆裕は頬杖をついてため息を出す。
「…す、すみません」
「…うん」
…うわぁ。
だめだ、超疲れてる…
「隆裕…」
「次、ここ解いて」