甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
ダブルデート?
「裕子ったら、付き合って二日目でお泊りって、いくらなんでも早過ぎじゃない?」

「そうですよね」

私はガクリとうなだれた。言われてみればその通りよね?

「違ってたらごめんだけど、あなたバージンだったんでしょう?」

「え!? 違うよ。ううん、違くない。でも違うもん」

「何言ってるのか分かんないよ。裕子、ちょっと落ち着きなさい」

「えっとね、私は今もバージンだと思うの。たぶん」

「たぶん、ってどういう事よ?」

「だって、記憶が飛んで、起きたら朝だったんだもん。え〜ん」

私、泣いちゃった…
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