あくまで天使です。

二日目 不良~前篇~





その後のいざこざはめんどくさいので省かせてもらう。


教師に追及され、適当にあしらいそのまま早退という名の逃走。


携帯を開くと、月緋からのメールの山でフォルダが埋まっていた。


『明日、休まないでね』


何気ない一文だが、それに込められている殺意と悪意は計り知れない。


ため息をつきながら携帯を折ると、ぼけーと目が濁っているべリアルが下りてきた。


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