青い鳥

出会い

燐side


ー去年の四月ー




高校一年の春




俺と渚の出会い






「加藤 燐です。神山中からきました。趣味はバスケです。よろしくお願いします」



面白みのない自己紹介をする




「坂田 百花、北中出身です。よろしく」



俺はその時渚じゃなくて百花が好きだったんだ


一目惚れに近かった



明るくて誰にでも優しくて
いつも笑ってる百花が









「不破 渚です。神山中出身です。よろしくお願いします」




クラスに同じ中学の奴がいたのを知った
俺はあまり渚のことを知らなかった
見たことがある程度だった



それからしばらくして俺はバスケ部に入った



百花もバスケ部だった



バスケ部は男女で別れてはいたが
同じバスケということで
百花と仲良くなった



それでいつも百花と一緒にいたのが渚だった




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