この1冊が、わたしを変える。

2016年7月発売のスターツ出版文庫

スターツ出版文庫は、書店の「新刊・話題の書」コーナーや「ライト文芸」コーナーに置いてある場合が多いです。見当たらない場合は今一度売り場をご確認ください。

一瞬の永遠を、きみと
生きる意味を見失ったわたしに、
きみは“永遠”という希望をくれた。
一瞬の永遠を、きみと
沖田 円/著
イラストレーター:カスヤ ナガト
2016年7月28日発売
定価594円(税込)
出版元:スターツ出版
あらすじ
絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」——彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。朗と過ごす一瞬一瞬に、夏海は希望を見つけ始め、次第に互いが“生きる意味”となるが…。ふたりを襲う切ない運命に、心震わせ涙が溢れ出す!
著者コメント
こんにちは、沖田円と申します。この度スタ文2作目となる『一瞬の永遠を、きみと』を出版して頂くことになりました。ありがとうございます。以前文庫化したものから大幅に修正をしているので、横書き時とはまた違った雰囲気で楽しんで頂けると思います。夏海と朗の短い旅を一緒に感じて頂ければ嬉しいです。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
時を越えてつながれた絆——。
二度と会えなくても、想いは胸に。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
汐見 夏衛/著
イラストレーター:pomodorosa
2016年7月28日発売
定価616円(税込)
出版元:スターツ出版
あらすじ
親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった——。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!
著者コメント
初めまして、汐見 夏衛です。この度『可視光の夏—特攻隊と過ごした日々—』が題名も新たに書籍化して頂けることになりました。温かく応援してくださった読者様、本当にありがとうございます。文庫版では百合と彰の距離が近づいていく様子を大幅に加筆し、サイト版にはない彰視点の章も加えました。何か一つでも心に残る作品になれば幸いです。