あなたが私を忘れても
それでも私は構わない
私がずっと忘れないから
だからお願い
終わりがないように
いつだって
始まりがあるように
あなたはずっと
笑っていて
*・゚゚・*:.。☆.。.:*・゚゚・*:.。☆.。.:*・゚゚・*
消えてしまおうと決めた日
わたしはきみに出会った
*・゚゚・*:.。☆.。.:*・゚゚・*:.。☆.。.:*・゚゚・*
海を目指して
一瞬の永遠を、きみと
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2010.7.12~8.24
2011.4.15
2012.12.25 文庫化
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絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」――彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。朗と過ごす一瞬一瞬に、夏海は希望を見つけ始め、次第に互いが“生きる意味”となるが…。ふたりを襲う切ない運命に、心震わせ涙が溢れ出す!