夢蝶 ~なによりも大切なもの~


ーガラッ

「柑奈!!…………どうした?」


最初、いつものテンションできた

だいちゃんだったけど、

すぐ、普通じゃないことに

気付いたんだろう。


戦闘スタイルで、声を低くした。



『……いや、確かじゃねえんだ。だが、
大樹……。嫌な予感がする。』


「嫌な予感…か。一応、用意しておく」


『あぁ。そうしてくれると助かる。玲にも伝えてくれ。』


「あぁ……。」


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