鳥籠の姫
 


どうして貴女に囚われてしまったのかは分からない

事の真相なんてどうでもいい…



只今だけは…、

  今だけはこの腕の中で静かに抱き締められていたい……


























嗚呼、きっと私は――







     逃げたとしても・・・




     自由を手に入れても・・・
















        ―――きっとまた貴方に囚われる…。







    それが分かりきっている……












  好きよ…、例え貴女に殺されても――・・・





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