大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
私は、慌てて電話に出る事にする。
「はい」
『もしもし。梨花?
最近公園に来ないけど…どないしたん?』
あ、ドレス作りや色々あって
なかなか公園に遊びに行けなかったんだ。
今日もまた……。
「すみれ…どうしよう」
『どないしたん?』
数分後。
すみれに事情を話し
息子の雷輝君を連れて自宅に来てもらった。
「お~さすが金持ちの家は違うな。
めっちゃ広いやんけ
ええで、私も手伝うさかい」
「ありがとう…すみれ」
良き友人が出来て凄く嬉しい。
「しかし、面白い展開になってきてるやん。
やっぱり私の言った通りやろ?
その同棲してる男は、絶対に梨花の事が好きやて」
すみれは、興味津々に言ってきた。
私の事が好きって……。
「同棲ではなくて同居。そんなの無い無い。
お酒の勢いってヤツよ!
私だって酔ってシちゃっただけだし…」
どちらも酔って判断が鈍っていた。
そうではないとあんな事は有りえない。
だって、そうじゃない!?
あんな…復讐したい男に限って…。