超イケメン☆ホストクラブ
「ちょ…ちょっと、下ろしてって…!」

とっさに背負われている背中をたたいた。

「こら、やめろって! 暴れるなって…!」

銀河がずり落ちる私をしょい直す。

「酔っ払って、起きないから、ここまでおぶってきたんだよ。

どうせひとりじゃ歩けないんだろうし、部屋までおぶっていってやるから、おとなしくしてろ」

そう言われたら返す言葉もなくて、私は銀河の背中にもたれかかった。

「ごめん……迷惑かけて……」

小さく呟く。
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