超イケメン☆ホストクラブ
「いいって、こういうこともたまにあるしな。仕事だから」

「仕事……」

"仕事"という義務的な言い方が、胸にチクリと刺さるようにも感じた。

「ああ、それと住所がわからなかったから、ちょっと財布とか見せてもらったからな…」

「ああ、うん…」

うなづいて、なんでいちいち銀河の言葉を気にしてるんだろうと思った。

(仕事だろうと、なんだろうと、どうでもいいじゃない……)

私はそう考えて、銀河の背に体を預けると、そのまままた寝てしまった……。
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