優しい部屋


ゴールデンウイークの最終日は、とても静かな一日になりました。

朝、ニコニコ顔のカノンと大切そうに抱えられた『どうぶつ絵本』を見てたら、どうしようもなく心臓が痛くて、

不思議そうに覗き込むカノンに、涙目で笑いかけた。



「ごめんね。カノン」


朝から同じ台詞を繰り返す私に、カノンはいつもと変わらず笑いかけてくる。

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