学園王子様は、俺様です。
なんとか朱里を受け止めたのに、結果コケるとか…
「あか…」
朱里を見ようとしたら、俺の上に倒れてギュッとしている。
俺の鼓動が速くなる。
近いだろ…ヤバイから…
俺は必死に感情を抑えながら、
「朱里、大丈夫か?」
と聞くと…
「…ぅっ…怖かった…よぉっ」
泣いているみたいだ。
そうだよな、いきなりコケそうになったんだもんな…
俺に抱きついている朱里の頭を撫でる。
朱里を安心させるために、俺も朱里に腕を回す。