期間限定の彼女(続)…最終章…


帰ってきたのは 深夜遅く


「お帰りなさい」


「あっ!オレ リビングで寝るから
こんな裏切りされて 一緒には寝られない」


・・・・・


一夜明けて
起きてリビングへ行くと
もう コーヒーとトーストを食べてた


「玉子でも 焼こうか?」


「いい要らない! それより
よくよく考えろよ!
日に日に子供は大きくなるんだぞ!
オレの考えは 変わらない!
下ろさないのなら 別れるしかない!
夕べ出ていって そう決断したから」


別れる…
尚輝の口から出た言葉


下ろすか…
別れるか…


どっちも大切
だって 赤ちゃんだって尚輝の子だって
信じてるから…






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