秘密だらけの孤独姫


「燐斗、明日も学校なんだから早く寝よう?」


燐斗「…うん」


名残り惜しそうに私を見ないで…


本当に…


私って…


昔から、燐斗に弱いな…


燐斗「姉ちゃん…神龍は、いいところだよ…」


「…そうだね」


燐斗「スースー…」


「燐斗…ごめんね…」


私が彼らをまだ、信じてないことを知ってたんだね…


でもね…


私は…


ここより、いいところを知ってるよ…


「…燐斗は…守るから…」


私がここにいるいじょう…


なんとしてでも…


ここを守ってみせる。


だれも…


死なせない…


これが…


私が出来る唯一のこと…


そう思いながら、私は夢の中に入った。


< 169 / 186 >

この作品をシェア

pagetop