甘い心はあなた一色




「じゃなきゃ俺、心配。心臓もたないよ」



「大丈夫、なのに」



「全然大丈夫じゃない。紗英子さんを見ていいのは、俺だけなんだから」



だから紗英子さんも俺だけ見てて。



そう言って再びキスが落ちてきた。



バカだなあ、織くん。



あたしが好きなのは織くんだけだって、いつも言ってるのに。



すごく心配性だったり、独占欲が強かったり。



そんなところも大好きだよ。




織くん、結婚したってあたしたちは変わらないよね。



ずっとずっと一緒にいようね、大好きだよ。




end☆*



< 395 / 396 >

この作品をシェア

pagetop