2年ぶりに会った大好きな先生へ

2年間、ただの一回だって目にしてないのに。


忘れられると思ったのに。


先生をいざ前にしたら、やっぱりあの気持ちが、ちっとも色あせてないことに気付いてしまった。




たまに冗談言ったりするのも、一生懸命説明してる姿も、黒いスーツも、笑い方も、何もかも。




全然変わってないんだもん。




重要な位置として働いてる先生は、走り回ってて、忙しそうで、でもものすごくかっこよかった。





おかしいね。


おじさんなのにね。
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