君と歩く

未紗side


キーンコーンカーンコーーン

鐘とともに、放課後になった。


あー、やっと1日が終わった。

なんだか疲れやすくなった気がする。


「あ、お前…」

突然、私の方を見て背の高い
髪の毛がバッチリ整ってる、まぁ
世の中で言うイケメンの部類に
入りそうな人が話しかけてきた。


え、だれ。


「えっと…私に言ってます?」

すると、耳をふさぎたくなるような
最悪の言葉を言いはじめた。


「もも公園でふられてた女じゃん。」


なっ…!!!

何この人!!!!

失礼にもほどがある!!!!!

てかなんで知ってるの?!

< 15 / 221 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop