手話~僕等のカタチ~
芝生の上に彼女をそっと降ろして、俺はそのままごろんっ。
「あぁ~、もう無理ぃ~…」
身体中の体力を使い切ったようだ。
大の字になって夜空を見上げる。
すると笹村が俺の隣にしゃがみ込んできた。
【ごめん、振り回してたね。】
【いいよ、楽しかったんだろ?】
【うん、すごいテンション上がった。】
にっ、と笑う笹村。
【なら良かった。】
そう言って重い体を持ち上げ、芝生の上にあぐらをかく。