手話~僕等のカタチ~
「お前が屋上に行かなくなってから、
ずっとああやってココにいんだよ。
智には隠してたけど…
晴れの日も、曇りの日も…雨の日は階段で、一人で…!!
いつ来るか分かんない、
来ないかもしんないお前のこと、
毎日毎日、
………ここで待ってんだよ。」
久しぶりに声を荒らげた慎司。
俺は声も出なかった。
そういえばコイツもここずっと、飯を食い終わると、ダチと駄弁ってくるってどっかに行っていた。
「しばらくアイツ見ててみ。」
慎司にそう言われ、笹村を見てみる。