手話~僕等のカタチ~



【だって盛山くんが笑うんだもん!】

【だからごめんって。】


謝ってからまたパンを食べる。



今は昼休み。


こうやって3人で集まってお昼を食べるのが日課になっている。


そして会話をするとき、俺と慎司は声で話し、それを見て笹村が手話で話してくるので俺が手話で笹村と話し、笹村が何を言っているのか慎司に俺が話す、という…



周りの人から見れば、なんとも奇妙な光景であろう…


でもそんなやり取りが楽しかったり。



「あーもうすぐ夏休みだぁ。」

「あっという間だったな。」

「休みになるのは嬉しいけど…暑い!
とにかく暑いっ!!」

【福岡くん、さっきから暑いしか言ってないじゃん。】





< 76 / 223 >

この作品をシェア

pagetop