電波的マイダーリン!




『面白いよね』


…さっきっから花梨共々あたしをバカにしてぇ…。


『うるさい!!!!』

『ホラね』


くっ…コンニャロ…!

返事を書こうとノートに押し付けたシャーペン。

…の、芯が出過ぎていたようで。


ポキッ


「あうっ!?」


折れた芯があたしの額に直撃した。

……おぉ…!

地味に痛いっす…!


「……クスッ」

「笑うでないッ!!」


隣のカイトが笑うからムカついて叫んだ。

…ら。


「榊さん…?」


教壇の方から先生があたしをキョトンと眺めた。

ハッとして視線を巡らせると、皆様の瞳は素晴らしくあたしを捉えておりまして。


「…何が笑ったんですか?」


…………………。


「一ノ瀬カイトくんがあたしのことバカにして笑いました」



…………………。





とか言えるわけないっす!!!!


口が裂けても言えるわけないっす!!!!


と、言うことで。


「あーいやー寝ぼけてましたー」


あっはっはっ!

と語尾に笑いを付けたら、温厚で有名な先生のこめかみがピキリと鳴った。






…………死亡フラグ決定。





(チーン)





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