熟女に魅せられて
最低って、それは俺が言われることか?


「そりゃそうやろ? 由岐は・・・」


「男とキスしたから?」


はっきりと言う女の子に、こっちの方が引けてしまう。


「由岐は強引にキスされたって言ってる!」


「強引って、あの状況でそれは考えられんやろ?」


「あのってどんな状況? 一瞬しか見てないんやろ? そやのに何がわかるん?」


えっ!? 


「もしもやで、もしも抵抗してなかったとしても、お酒飲んでたんやろ?
じゃあ本心とかじゃないってことやん!」


いや、そうなるんか?


「とはいえ由岐も男二人でお酒飲んだことは反省してる。だからちゃんと話したって?
ちゃんと話聞いたって。お願いするわ。」


「あの子、ホンマ元気なくて心配やねん。」


「中越くん、お願い!」


最後は女の子たちに頼み込まれて、
俺は由岐に会うことにした。



< 58 / 291 >

この作品をシェア

pagetop