紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「せんせー!どこに行くの?」

「秘密」

そう言って先生は私を車の助手席に押し込む。

「でもっ…眼鏡…」

眼鏡掛けて無いよ…。

「大丈夫。」

大丈夫って…。

大丈夫じゃないよぉー!

────────────────

「プラネタリウム…?」

先生が向かった場所は…プラネタリウム…。

「よしっ!行くかっ」

お金を払って、先生は嬉しそうに走る。
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