紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「はぁ…春川…学校行くか…」

「うん…」

私と先生は一緒に学校に行っている。

私が無理して頼んだの。

ちょっとでも永くいたいから…。

「じゃあまたあとでな」

「うん…」

先生と私は違うクラスだし、職員室と教室は離れてるなら学校に着いたらすぐに別れる。

寂しいな…。

《イッシュウカンゴ…死ヌ…》

頭に低い声が響いた。

一週間後…死ぬ?

私は死神を見つめる。

死神は変わらずにニタニタと笑ってる…。

私…死んじゃうんだ…。

人事のように思った…。

私が死ぬの…?

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