紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
最終章 紙ヒコーキ

目印

────────────────11××年

熱い…どんだけ温度高いんだよ…。

二酸化炭素よ、減れー!
俺は…桜川陸斗《サクラガワリクト》

新人教師。

「舞ちゃーん!飛ばしてー!」

「えーい!」

小学一年生ぐらいだろうか?

紙ヒコーキを飛ばしている。

紙…ヒコーキ…。

何故か、俺は紙ヒコーキに反応する。

何でだろうか?

「きゃあ!」

甲高い声が公園に響く。

「ごめんなさい!」

どうやら誰かが女子にボールをぶつけたらしい。

あの女子の制服…俺の学校のじゃん!

「大丈夫か?」

「え?」

俺はいつの間にかこけている女に手を差し延べていた。
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