馬鹿者。コッチを見なさい!!
「この間の、こと謝るならこの女は返してやる。」
この間のこと?
反抗したこと?
なんで謝らなきゃいけない。
「じゃなきゃ、女がこうなるぞ!」
そう叫ぶと、笠井は鈴木にナイフを向けた。
「っ!!鈴木!笠井!!鈴木は何も悪くねぇだろ?!そいつには何もするな!!」
「さぁ?大河の態度次第だねぇ?」
そう言って、ナイフを鈴木の左頬に突きつける。
鈴木は何も動じずにじっとしていた。
赤い液体が鈴木の頬を伝った。