馬鹿者。コッチを見なさい!!




「田中!また明日、話そう!」









バタンッ!!











「学っ!」





学のいないドアに叫んだ。






無駄なのに。



「あかり…」




「話に行けば?何と無く、勘違いっぽいし」





莉奈が言った。




その瞬間、身体が叫んだ。



「っ!!話してくる!!」







「行っといで!!」




莉奈と雛が背中を押してくれた。





10時。



就寝時間なのに飛び出した。









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