紅茶部に栄光あれ!
プロローグ
《プロローグ》

俺は帰りのHRが終わると職員室の自分の席にどっこらしょと座った。
どっと疲れが出る。
何しろ今日が最初の授業だ。
緊張しないはずがない。
教育実習は母校だったし、しかも此処は都内の中高一貫校。
うちの田舎独特の訛りが出ないようにするだけでいっぱいいっぱいだった。
ガラガラという音に反応して顔を上げると、職員室に男子生徒が入って来るのがみえた。
俺の担任しているクラスの奴だ。
席は一番後ろの目立たない所にあるのだが、異様なまでの存在感を放っていた。
てっきり俺は隣の数学教師に用があるものと思っていたが、そいつは俺の前で止まった。
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