君のことが大好きで。
告白計画
「先輩お先に失礼します!さようならー。」




放課後の部活も終わって後は帰るだけだ。




「美雨ちゃん、帰ろ。」




「うん。」






美雨ちゃんには今日優樹のことを話そうと思う。




クラスの女子大半に知られたんだから美雨ちゃんに情報も届くだろう。




でも美雨ちゃんには人伝いではなく、私の口から聞いてほしかった。




だから今日言う!




絶対に言う!




「あのさ、美雨ちゃん。」




美雨ちゃんはこっちを向いて首を傾げている。
< 97 / 141 >

この作品をシェア

pagetop