関東最大ボーイズチームのマスコットになりました~ヤバい人たちに愛されまくり
突然、腕を取られた。

「きゃ!」

私は廊下の真ん中で、お弁当を取り落しそうになる。

「ホミ、何してるんだ?」

私の二の腕を掴んだのは、遼太郎だった。


「あ……遼太郎」

「学校では『渋谷先輩』って呼べって言ってるだろ」


規定通りの制服。
フレームの細いメガネ。
私より15センチは高い身長。


幼馴染の、遼太郎だった。


校内で会うなんて、珍しい。

「どしたの? こっちの棟にいるなんて珍しい……」

「どうしたはこっちのセリフだ。ぼんやりした顔して、俺が呼んでも気づかないで」

「あ、呼んでたんだ……」

「何度も呼んだ。何かあったのか?」

「別に……」


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