忘れられない夏〜君との思い出〜
目がばっちり合った。


「秀哉君…」


「久しぶりだな、夢叶」


ニカッと笑い、彼は言った。


いきなり高鳴りだす鼓動。


「う、うんっ」


秀哉君だ…。


「下向いて歩いてると、人にぶつかるぞ」


「もぉっ!!気をつけます!」


そんな簡単にぶつからないもんっ!


ってか、いつも下向いて歩いてる訳じゃないよっ。


秀哉君のバカっ。


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