忘れられない夏〜君との思い出〜
7試合の激戦を乗り越えて、今


憧れの舞台にいる。


『これから、松川学院と北工業高等学校の試合を初めます』


『――お願いしますっ!!』


元気よくあいさつをしてベンチ戻る。


俺達は先攻。


攻撃から始まる。


「秀哉〜、塁でてね?」


「当たり前だろ、敦志」


なんて余裕な笑みで言うと、


「緊張解けたんかいー、つまんなぁーい」


ベンチに入っていった。


つまんなぁーい。とかなんなんだよ!


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