ツンデレ彼氏をデレさせろ。

after story




部屋に戻って、
李斗にもらったプレゼントを
恐る恐る開けてみる。


「!!!」



ーそこにあったのは、
一緒に見ていたマグボトル。



赤色の生地に、白の水玉の模様。



二人で
同じ物に共感したものだった。



私は、衝動的にケータイを開いて。



ートゥルルルル。



李斗に電話をかけた。



「もしもし?」



ーり、李斗電話、出たっ!!!
実は、初めてなんです、
彼との電話!!!!!



うーっ!!
電話通すと雰囲気ガラリと
変わるーっ…。



ー慣れない電話に
緊張する………っ。



「朔?」



ードキーーーーーンッ!!!!!





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