face to face
第二章



次の日


とても学校に行ける状態ではなかった



でも放課後

優悟から呼び出しがあった






「何?」


「話してよ過去をさ。」


話せばすこしは楽になるんじゃないか

そう思った

「...。」



「私ね、中学の最初のころ自分で言うのもあれなんだけどさ。嫌われてはなかったの。でもある"事件"が起きてからいじめという魔の手はすべて私の方をむいた。友達だったはずの子も一人のこらず。」

「事件?」


私の友達、好きな人が居て。その子がね、
ずっと相談を私にしてきて。

ある時

「お願い!手紙渡して!」って言われて...。


で、その日渡しに行ったの。

でも受け取って貰えなかった。

しかも、その人友達じゃなくって私が好きって言い出して。

でも私、付き合ってるひとがいたから断ったの。

で、手紙はなかなか友達に返すことができず教室の机の中にしまった。


それがいけなかった。


友達は結局返事が待ちきれずにその人に直接聞きにいったの。

友達が返事を聞く前に
「このまえ、甲斐ちゃんにフラれたんだよー!甲斐ちゃん以外目に入らねぇつーの!なぁ!」

「え...。」


「"もし"誰かからコクられても無理だわー」



その"もし"が

勘違いを生んだ



< 22 / 24 >

この作品をシェア

pagetop