会話文だけだから、ギリギリセーフ!

「ああ、やっぱり君か!今帰り?言ってくれれば、僕も一緒に帰るのに。君だって僕と一緒に帰る方が安心するだろう?何たって、僕は君の彼氏だからね!君を守るのは僕の役目だ。あ、帰りにスーパーにでも寄る?確か、牛乳と卵、あとお肉の賞味期限も今日までだから買って行こうか?

え、なんで私の買いたい物が分かるかって?そんなの一人暮らしの君の役に立ちたいからだよ。冷蔵庫の中味ぐらい知っておいても可笑しくないだろ?

牛乳は毎日朝に一杯飲んで、卵は昨日オムライス作ったのにいっぱい使っただろうし、お肉は二日前、スーパーで賞味期限近いからって安くなっていたのを君が買ったものね!レシート見たけど、スーパーはあそこよりも駅前近くのところが安く買えるよ!

ああ、あと、シャンプーも切れそうかなー。君の長くて綺麗な髪なら、一度に五回もプッシュするのは仕方がないよねーーえ?何でそんなことまで知っているか?

はは、当たり前だよー。だって、僕は君の彼氏なんだから。君については、ぜーんぶ、知っているよ」



「せ、センパイ、あれ……」

「そっとしておくのだよ、コウハイ。横内くんは愛に生きるーー我々とは別の世界を生きる男なのだ」

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