普通な恋がしたかった!!!
はぁ~、なんか、まだ朝なのに疲れた。



………。


………………。




「どーぉ?かっこいいでしょ、空木♪」


「わっ!?さ、桜井先生…」



いきなり、タバコ片手の桜井先生が、あたしの背後から飛び出してきた。


なんか、ニヤニヤしてるしっ…。



「さっきのアレ、「どういたしまして」って言ってるのよ。

ほんっと、あの子不器用なんだからー」



え、そーなの!?


あの、感謝しろしろオーラで??


あり得ない、分からなさすぎる…。



「まぁ、私的には、男の子を担いで来て欲しかったんだけど~♡♡」



あ、そーいやそーゆー趣味だったんだよね、桜井先生…。(一分前のカミングアウト)



「女でスミマセン……」


「いやいや、そんな意味じゃなくてね!」



焦りながらタバコを灰皿に押し付ける桜井先生。
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