Automa

悲しき残酷な世界での出逢い

俺は九條 朱鳥(クジョウ アスカ)

俺はAutomaなんてのには興味すら湧かなかった
この世界の成金共は何億、何兆と金を出してまで欲しがってるが俺にはわかんねぇわ
俺はスクラップの仕事をしてる。要するに壊し屋…みたいなもんだ
成金共は買っては捨て、買っては捨ての繰り返しだろ?
捨てられたAutomaを処理すんのが俺って訳、俺、壊し屋だから

俺は裏の路地を探しているとまだ動くAutomaを見つけた……とても綺麗なAutomaを…
俺はそのAutomaを見た瞬間胸を刺すような痛みが俺を襲った
その痛みが何なのか俺はわからなかった……

ジ、ジジジジ……
僕は主に捨てられたのか……きっと壊し屋が来るのかな…
僕は捨てられる前主に¨何故Automaに心が¨って言われた
そんなの僕だって知らない…僕は唯心ってやつを持っていただけでしょ?
心って何なの?わからない……
カツンッカツンッ
あっ。足音だ………誰だろ?……………………あっ、見えてきた
凄く綺麗な人だ…壊し屋か誰かだろうな……綺麗な顔してるけど
僕を見て…………驚いてる?どうして?
なんだろ心臓部が痛、い?わからない…この痛み、この痛みは?
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