手にしたあとは?〜積み重なってゆくもの〜
「う〜…」
なんでクリスマスってこんなに混むんだよ…
朝までびっしり働いて、家までゆっくり歩いて帰る。
もう朝なのに、冬の朝はまだ薄暗い。
寂しいクリスマスだ…
華乃は…楽しかったかな?
去年なんかよりずっと楽しいクリスマスを過ごしてるといいな…
まさか…クリスマスって流れでアイツと付き合ってたり…
華乃が幸せならそれでいいんだけど…
家に着いた瞬間、俺の目を奪ったのはドアノブにかかる紙袋。
「アイツ…っ」
中身を見て
俺は…
走り出した…
俺のたった一つの特別を探しに…