【完】人形達の宴~通りゃんせ~
「おばさんごめんなさい。結局、手がかりが掴めませんでした」
「…そう。今日一日、探してくれて本当にありがとうね」
「それで警察はもう、動いてくれているんですよね?」
諒ちゃんの言葉にピクッと顔が強張ったおばさんは、すぐに頷いてみせた。
「良かった…。あ、おばさん。少し瑞希の部屋に入ってもいい?もしかしたら何か手がかりがあるかもしれないし」
「でも…」
「勿論、女の私一人だけです」